電気料金削減に成功した施主のA様と、施工店である原島塗装店代表の原島様に、
今回の塗装までの経緯、遮熱への関心・効果、また節電やエコ対策など、
これからの環境に対する、それぞれのご意見・思いをお伺いしました。
※本内容に含まれる結果および効果は、本事例におけるものです。どのような場合においても同様の結果および効果を、一切保証もしくは約束するものではありません。建物構造や気象条件・使用状況や周辺環境・商品や色相・施工状況や施工部位などによって、結果および効果は大きく変わります。また本内容には、個人的な感想や感覚的な評価も含まれています。
※A様邸では塗り替えによって、屋根の日射反射率が50%近く向上したと推測されます。さらにA様邸は築20年以上を経過しており、最新の省エネ住宅ほどには高い気密性・断熱性を有していないと推測されます。また、本事例ではリビングルームが屋根の直下(2階)に位置するため、より遮熱効果が出やすく体感しやすい環境にあると推測されます。
※特にA様は日常的に節電に努めておられ、エアコンの使用電力に比べてそれ以外での使用電力の割合が比較的少なかったと推測されます。そのため、電気料金の削減割合が比較的大きく出たと推測されます。
以前はエアコンの温度設定をいくら下げても、室温が29℃以下にはならなかったのに、塗り替え後は26℃の設定温度をずっと維持できていました。しかも、以前はエアコンがずっとまわりっぱなしだったのですが、塗り替え後ははちょくちょく止まるようになりました。試しに夏場の電気料金を前年と比較したら、27%も下がっていたんです! 他にも、夏場に1日家を留守にして帰ってきた時のムワーッとしたイヤな暑さも改善されました! 原島さんからは、どの家でも必ずしも同じようになるとは限らないとお聞きしていたのですが、私としては予想以上だったので本当に嬉しかったです。
遮熱塗装には、直接日光があたる部分の温度を下げる効果は実証されていますが、室内の温度に及ぼす影響は建物の立地条件や、部材・構造などさまざまな条件によって左右されます。遮熱塗装をすることは部材を保護することでもありますので、建物や素材の劣化に対しても良いことですが、A様のお宅のようにハッキリと効果が出たり、電気料金が下がったことに大変驚きました。
弊社の遮熱塗料の性能には大変な自信を持っていますが、あくまで機能としては直接日光が当たる部分の表面温度を下げることであり、原島様のお話にもあった室内の温度を下げることに関しては、さまざまな条件によって差が出できます。A様がおっしゃるように、屋根の表面温度が下がったことで室内の環境が改善されたのであれば、今後の商品開発の励みにもなります。
自宅の外装を塗り替えようと、いくつかの施工店さんに見積もりをもらって、その中に原島さんの施工店もありました。ホームページに塗り替えのことや過去の実績など詳しく載せていたので、一度話を聞いてみようと思ったんです。そこで遮熱塗料のことを初めて知り、実際にどんな効果が出るのかなどを説明してくれました。その熱心さや正直さに、この人なら大丈夫だろうと思いお願いすることにしました。
お話を伺った中でA様から、夏場になると2階の室温が非常に高くなってしまうので、屋根の色の塗り替えを考えられているとお聞きしました。単純に屋根の色を塗り替えるだけでは問題が解決しないと感じた私は、日本ペイントの遮熱塗料をオススメしました。
今回のお話の中で、原島様に弊社の遮熱塗料を認めていただいたからこそ、A様にもお勧めいただけたと思います。と同時に、お二人の話の中で「熱心に説明してもらった」「熱心に聞いてもらった」とおっしゃるように、弊社としても製品の情報についてわかりやすく正直に説明していくことが大変重要であると改めて感じました。
以前から節電には関心があり、使わない電化製品のコンセントを抜いたり、自動車の運転では急ブレーキや急発進をできるだけ行わない、いわゆるエコ・ドライブを心がけています。最近は特に節電や省エネ、環境のことを今まで以上に考えるようになりましたね。塗料の世界も省エネという面から考えていくと、さらに深みが出て面白くなるのではないでしょうか。
私たちは以前から、一般の方向けに環境に配慮した塗料を使用することのメリットについて知ってもらうため、塗料や塗装などについての勉強会を開いています。最近になって、多くの方々が環境対策を施した製品に興味を抱かれていますが、使い方を間違ってしまうと意味がなくなってしまいます。最適な塗料のご提案や勉強会の開催は、お客様の喜び・満足のためにこれからも続けていきたいと思います。
弊社では日頃から、お客様に満足していただける製品を一つでも多くつくり出したいという思いで開発を進めております。環境保護や省エネに貢献できる塗料など、皆様に喜ばれる塗料を提供することが、塗料メーカーである私たちがお手伝いできることだと考えております。