養護学校の壁面に抗ウイルス・抗菌塗料をペイント

  • HAPPY PAINT PROJECT

2021/12/09

 日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田益夫、以下、当社)は、塗料を通じて社会に幸せをお届けする「HAPPY PAINT PROJECT」(以下、HPP)の一環として、「滋賀県立長浜養護学校ボランティア塗装イベント」をサポート、および塗料の提供を行いました。

 

 このイベントは、11月18日、19日の2日間にわたり養護学校の生徒たちに安心して学校生活を送ってほしいとの思いから、滋賀県塗料商業会が企画した内装塗装塗り替え支援活動へ、当社のインテリアプロジェクトチーム「PEACE(ピース)」(※)が協力したものです。

 

  

 

 今回塗装した箇所は、生徒たちが集って体を動かす1階プレールームの壁面約80㎡です。

 塗装前は、塗膜の剥がれやひび割れなどが目立っていました。そこで、当社のインテリアプロジェクトチーム「PEACE(ピース)」6名が、下地調整や養生、PROTECTON® インテリアウォールVK-500の塗装まで、同校の小学・中学・高等部の児童・生徒たち約30名に2日間にわたって塗装方法を手取り足取り指導し、子どもたちに塗装の楽しさを伝えるとともに、抗ウイルス・抗菌塗料による安心安全な教育環境づくりをサポートしました。

 

    

 

    

 

 生徒たちは、夢中になってローラーを走らせて「すごい!」と目を輝かせ、終了の合図にも塗装を止めようとせず、高等部の生徒たちも「卒業前にできて、自分たちがやったことが残るのがうれしい」と充実した表情を浮かべていました。

  

 同校の野坂眞弘校長は「雨漏りへの対処などを優先し、どうしても壁の補修は後回しになっていたので、こういった支援は大変ありがたい」と感謝の言葉を述べられました。

 

 また、滋賀県塗料商業会の青山茂理事長も「壁の塗膜剥がれなどが日常化し、この教育環境が当たり前だと子どもたちには思ってほしくない。壁が美しくなると気分も一新する。こういったイベントは多くの人に塗料に触れてもらう機会を創出できる」と活動の意義と継続の重要性を説きます。そのうえで、「2日間、若手社員さんにもお手伝いいただき、本当に感謝いたします」と感謝の言葉を頂戴しました。

 

  

 

 それに対し、当社PEACEメンバーからは「今回のお話をいただいたときは夏施工を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令により一度延期となりました。こういった環境下だからこそ、PROTECTON® インテリアウォール VK-500の塗装の必要性をより強く感じ、社会貢献活動の観点からも多くの施設に施工できればと考えていました。当日は生徒みなさんが現場で楽しみながら一生懸命に塗装してくれたので、皆で一つの作品を完成することができて本当に良かったと思います」とお答えし、今後も地域の皆さまとともに、塗料を通じ、よりよい社会、暮らしの実現へ貢献すべく、これからも活動を続けていく決意を新たにしました。

 

 

※■PEACEとは?

内装塗料文化の浸透と塗料によるより良い住まい生活の実現サポートを目的に、2017年度に当社内で発足したチームです。チーム名は、Paint(塗料)、Everyone(誰もが)、Anywhere(どこでも)、Comfort(快適に)、Entertainment(楽しむ)の頭文字から取っており、若手社員もチームメンバーに加わっています。