塗装システムと仕様書/ 耐火塗料の優れた特長 / 重防食用塗料
鉄骨用耐火塗料(タイカリット)の塗装システム
発泡型耐火塗料は、錆止め、耐火層、上塗層からなります。
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塗装システム
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素地調整
発泡型耐火塗料は新設面に適用され、耐久性が要求されるため、1種ケレン(ISO Sa2 ½)または2種ケレン(ISO St3)まで除錆します。
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錆止め
鉄骨製作工場でブラスト処理後、無機あるいは有機のジンクリッチプライマーを塗装しエポキシ樹脂系錆止めを塗装します。またはブラスト処理後、直接エポキシ系錆止めを塗装します。
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耐火層(発泡型耐火塗料:0.75~4mm)
耐火層の塗料は粘度が高く、美観を保持しながら厚膜に塗装しなければならないため、高粘度用のエアレス塗装機を用いて塗装します。
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上塗層
上塗層は耐火層を保護する塗膜で、耐火層との層間密着性が重要で、耐水性、耐候性、耐薬品性に優れ、幅広い色相の選択が可能な専用の上塗りが必要です。長期耐久性を維持するために、ウレタン樹脂塗料以上の上塗塗料を推奨します。
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塗装仕様に関する資料
「標準塗装仕様書」を拡大して見る
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室内空気中の化学物質について
室内空気問題が発生してきた背景には、住宅の高密度化、換気量の減少、化学物質を放散する建材/内装材の使用、化学物質に敏感な人の増加などがあげられます。
建築基準法が平成14年7月に改正され、その第28条の2に「居室を有する建築物は、その居室内において政令で定める化学物質の発散による衛生上の支障のないよう建築材料及び管区設備について政令で定める技術基準に適合するものとしなければならない」と制定されました。それに伴い『建築基準法関係シックハウス対策の技術基準』の政令が出されています。
タイカリットS-100は、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆を取得しています。これは内装の仕上げ制限が無制限で、一番安全なレベルを意味します。(ホルムアルデヒド放散量がデシケーター法で0.12mg/L以下)安心して室内にお使いいただけます。「ホルムアルデヒド放散等級表示登録書」を拡大して見る
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