カラー Color

色[反射率]と地域調和

塗料の色を選ぶポイント。

色の明るさ(明度)と 全波長日射反射率(%)のグラフ
  • ※オレンジ線は、遮熱塗料の理論上の最大値を示している。赤外線のエネルギーを100%反射する塗料と仮定した場合の曲線が、オレンジ線。
  • ※グラフは、一般の様々な遮熱塗料と従来塗料の平均的なイメージとして表現したものです。一般の全ての製品や色相がこれに当てはまる訳ではありません。

遮熱塗料の効果には、色の明るさが大きく影響します。右のグラフは、色の明るさと日射反射率の関係を表したもの。従来塗料と遮熱塗料の日射反射率(遮熱効果)の差は、濃い色ほど大きくなるものの、日射反射率そのものは淡い色の方が高くなることがわかります。場合によっては、濃い色の遮熱塗料よりも、淡い色の従来塗料の方が日射反射率が高くなることがあるので、色選びと性能発揮には深い関係があります。

色選びのコツは、塗り替え前よりも日射反射率が高くなるような色を選ぶこと。最大の遮熱性能を発揮するには淡彩色の遮熱塗料で塗り替えることをおすすめします。また、色選びでは、周辺地域との調和を重視することも大切。地域住民に与える印象や地域景観との調和、遮熱性能をバランス良く考慮することが大きなポイントになります。

カラーバリエーション 18 colors Lineup

カラーサンプル イメージ

※2011年9月より、色相が変更になっています。

[ATTENTION!]
★“濃い色の遮熱塗料”よりも“淡い色の従来塗料”の方が遮熱効果が高いことがあります。遮熱塗料に塗り替えても、選ぶ色によっては塗り替え前より温度が下がらない場合もあるため、遮熱効果を重視する場合にはなるべく日射反射率が高い色をおすすめします。
★塗料の種類により同じ色相でも色やつやが異なる場合があります。
★この色見本は、ブラウザやモニタなどの閲覧環境により、実際の仕上がりとは異なります。
★広い面積に塗られた場合、実際の色よりも多少明るく見える場合があります。
★反射率数値は、「JISK5602 塗膜の日射反射率の求め方」に準拠し、サーモアイプライマー/サーモアイ4Fにて全波長域の日射反射率を実測。
★サーモアイロードWの標準色についてはラインアップが異なります。
★日射反射率数値は、下地の状態や塗料種、塗装仕様、施工条件などによって多少の幅を生じる場合があります。

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