内装ペイントの基本
内装塗料の選び方と塗り方
色にはたくさんの効果があるのね。自分の部屋にも色を入れたくなってきたわ。でも内装塗料ってどうやって選べばよいのかしら?
毎日過ごす部屋やから、塗料選びは失敗したくないやんね。ほんなら、選び方のポイントを紹介するわあ!
内装塗料は理想の暮らしをイメージして選びましょう
内装塗料を選ぶときは、塗装する部屋でどういう暮らしをしたいかをイメージしましょう。具体的には「1.ペイントする範囲と部屋を決める」「2.部屋ごとに理想の暮らしをイメージする」「3.イメージに合う色・意匠性・機能性で塗料を選ぶ」の3ステップで考えます。
1.ペイントする範囲と部屋を決める
まずは、ペイントする範囲と部屋を決めましょう。内装ペイントでは家全体を塗る必要はなく、一部屋だけ、一部屋の一面だけなど範囲を絞って塗装することもできます。塗る範囲を自由に決められることも内装ペイントの魅力です。
【例:壁の下半分だけを塗った場合】
また、子ども部屋は明るく、寝室は重厚感があるように、と部屋によって理想のイメージが異なるため、どの部屋を塗るのかも決めておきましょう。
2.部屋ごとに理想の暮らしをイメージする
次に、塗装後の理想の生活に合う塗料を選ぶため、ペイントするそれぞれの部屋で、どういう暮らしをしたいのかを想像しましょう。
【暮らしのイメージの例:明るいリビングで家族の会話が弾む暮らし】
3.イメージに合う色・意匠性・機能性で塗料を選ぶ
最後に、色の心理的効果や使用を検討している内装塗料の特長から、理想の空間になるような色・意匠性・機能性を決めて使用する塗料を選びましょう。
【空間のイメージと塗料の組み合わせの例】
※使用塗料:EMO silk 薫風
- ペイントする範囲・部屋:寝室
- 理想の暮らしのイメージ:高級感のあるおしゃれな暮らし
- 使用する塗料:紫色で意匠性に優れた塗料
また、どんな部屋にする場合でも、安全で快適な暮らしをするために水性塗料でホルムアルデヒド放散等級がF☆☆☆☆であるものを優先して選びましょう。
方法は「プロに任せる」「DIYで塗る」のどちらもOK
内装ペイントは、施工業者などのプロに任せることもDIYで行うこともできます。仕上がりを重視する場合や広い範囲をペイントする場合は施工業者に任せると良いです。自分で塗ると多少のむらができるため、内装すべてを自分で塗ると時間や手間がかかります。しかし、DIYには自分の思い通りの意匠に仕上げることができるという利点があります。
プロに任せる場合でも一面だけDIYで塗装してペイントの良さを楽しむこともできるため、自分の希望や条件に合ったペイント方法を選択しましょう。
DIYペイント方法はニッペホームプロダクツの「ペイントマニュアル」を参考にしてください。