戸建て塗替えの基本

戸建て塗り替えの塗料の選び方(カラー)

女性

いざ塗り替えるとなると、色選びに迷うわ。どうやって決めたらいいのかしら。

マレットちゃん

せっかくやし、カラーを変えてイメージチェンジするのもええよな。そんなら、カラー選びとコーディネートのポイントを見てみようや!

カラーコーディネート例のご紹介

家の印象は色の組み合わせ(カラーコーディネート)によって変わります。組み合わせ方のイメージを膨らませるために、カラーコーディネート例を見てみましょう。カラーコーディネートには、「アクセントラインを入れる」「ツートン配色にする」などがあります。ご家族やご友人と想像を膨らませて、コーディネートや色選びを楽しみましょう。

アクセントラインを入れてみる

アクセントラインは、家の上階と下階の間に入る、外壁と異なるカラーのラインを指します。カラーの明暗で家の印象が変わるため、アクセントラインを入れる場合は周囲に与えたい印象を決めてからカラー選びを行いましょう。

【アクセントライン(明るめ・暗め)】

アクセントライン(明るめ・暗め)

アクセントラインは、左図のようにペールカラーやホワイト系の明るいカラーにすると優しく華やかなイメージになります。一方右図のように、ダークカラーやブラウン系の暗めのラインを入れると、上品で落ち着きのある印象になります。

【アクセントラインのカラーコーディネート例】
(ND-○○など色名表記については、「カラーの種類」にてご確認ください)

アクセントラインのカラーコーディネート例

ツートンで配色してみる

ツートン配色は、2色を使って塗装するカラーコーディネートです。ツートン配色には縦のツートンと横のツートンがあります。それぞれ与える印象が異なるため、自宅のイメージに合わせて決めましょう。

【ツートン配色(縦・横)】

ツートン配色(縦・横)

左図のように縦のツートン配色にすると、都会的でスタイリッシュな印象になります。一方、右図にように横のツートン配色の場合は、濃いめの色彩を上下のどちらに配色するかによっても与える印象が変わります。濃い色を上に入れると新鮮でおしゃれな雰囲気に、下に入れると安定感のある落ち着いた雰囲気になります。

【ツートンのカラーコーディネート例】
(ND-〇〇など色名表記については、「カラーの種類」にてご確認ください)

ツートンのカラーコーディネート例

カラーの種類

塗料のカラーには、塗る部位ごとにさまざまな種類があります。ここでは壁用と屋根用、それぞれの当社の標準色を紹介します。これまでも多くのお客様に採用いただいている色ですのでぜひ参考にしてください。

【壁のカラー】

壁のカラー

【屋根(住宅用化粧スレート屋根用)のカラー】

屋根のカラー

※掲載しているカラーはデバイス上の表示になるため、実際の塗装色と異なる場合があります。カラーを決める際は、必ず商品の色見本帳や実際の塗装見本をご確認ください。

色の見え方の変化も考慮しよう

色の見え方の変化も考慮しよう

塗り替えのカラーを決めるときは、場面によって色の見え方が変わることを踏まえて選びましょう。壁の向きや光の当たり具合、時間帯など、周囲の環境が影響して想像と違う色に見えることがあります。また、色には面積効果があり、大きい壁に色を塗ると、小さなカラーサンプルで見たときよりも明るく鮮やかに見えることもあります。

楽しくも悩ましい色選び。人によっては決めるまでに時間がかかることもあると思いますが、周囲の家を参考にしたりしながら少しずつイメージを固めていきましょう。工務店に依頼する前から想像して候補を絞っておけば、余裕をもって考えることができるかもしれません。