HAPPY PAINT PROJECT
~病院やこども園をアーティストの壁画で明るく!
佐賀県「多久市ウォールアートプロジェクト」に塗料協力~
- HAPPY PAINT PROJECT
2026/02/06
日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:榎本朋夫)は、塗料を通じて世の中に幸せをお届けする「HAPPY PAINT PROJECT」の一環として、2024年9月より佐賀県で実施されている「多久市ウォールアートプロジェクト」(以下、本プロジェクト)での壁画制作に塗料協力を行っています。
当社は本プロジェクトを運営する佐賀県多久市(市長(当時):横尾俊彦)、一般社団法人たく21(代表理事(当時):真崎俊夫)とともに、2024年11月に「アートを活用したまちづくりにおける地方創生連携協定」(以下、本協定)を締結しました。当社は本協定に基づき、壁画制作に必要な塗料の提供を行っています。
2015年12月にスタートした本プロジェクトは、多久市中心市街地に大規模なウォールアート(壁画・シャッターアート)を創出し、まちなかに明るさと賑わいを生み出すことを目的としたアートプロジェクトです。2026年1月時点で75作品の壁画が完成しており、「誰でも・いつでも・自由に・無料で観覧できるパブリックアート」を100カ所つくることを目標としています。
今回は本プロジェクトのうち、「中多久病院駐車場」「社会復帰支援施設『すずかけ荘』」「公立佐賀中央病院」「ひしのみこども園」で制作されたアートをご紹介します。
【中多久病院駐車場】


作家名:The Blue Love by sense + kaz アーティストユニット(sense、KAZ)
概要:全長約70メートルにわたる壁面に、アーティストのSENSE氏が葉っぱ・石・雲など自然界のかたちを描き、イラストレーターのKAZ氏が、優しい表情の動物や植物を描きました。さらに優しいベージュの背景色により、街中の雰囲気が明るくなりました。制作期間中は、多くの人が足を止めて「何が描かれるのだろう」と興味深そうに見学したり、作家に声をかけたりする姿が見られました。
・所在地︰佐賀県多久市北多久町多久原2528-40 中多久病院 駐車場
・制作期間:2024年 9月 1日(日)~ 9月 11日(水)
・サイズ: 幅 70 m× 高さ1.2 m(約 84.0㎡)
・詳細はこちら
【社会復帰支援施設「すずかけ荘」】

作家名:The Blue Love by sense + kaz
概要:2024年に開催された「SAGA2024スポーツクライミング」の会場へ向かう途中にあり、通勤・通学路としても人通りの多い場所に制作された作品です。作家が普段からよく描く「猫」のモチーフを主役に、「キャットタワー」をテーマとして制作しました。スポーツクライミングの「上る」「上がる」というイメージにも重なる、躍動感のある作品となりました。この道はもともと犬の散歩や通勤・通学で多くの人が行き交う場所であり、制作中は地域の方々に見守られながら描かれました。
・所在地︰佐賀県多久市北多久町多久原2528-40 社会復帰支援施設「すずかけ荘」
・制作期間:2024年 9月 1日(日)~ 9月 11日(水)
・サイズ: 幅 6.5 m× 高さ 14.0 m(約 91.0㎡)
・詳細はこちら
【公立佐賀中央病院】


作品名:「和多志達」 作家名︰和多志(SUBLOW×HOLHY)
概要:2025年7月に開業した公立佐賀中央病院に、本プロジェクト史上最大規模となる壁画が描かれました。病院の開業日が七夕であることから、「七夕伝説」に登場する佐賀県の県鳥・カチガラス(カササギ)を中心に、多久市の市の花「梅」、小城市の市の花「桜」などがあしらわれています。来院される方々に元気と希望を届けたいという思いから、巨大なひまわりも描かれ、青空に映えるグラデーションや曲線的なラインが印象的な、壮大な作品となりました。
また、「地域に愛される施設×壁画」を目指したワークショップも開催され、約3日間にわたり、地域住民や市役所・病院関係者、とうぶ保育園、佐賀女子短期大学の学生など、80名以上が参加し、星やハートマークを描き加えました。
・所在地︰佐賀県多久市東多久町大字別府3562番地 公立佐賀中央病院
・制作期間:2025年 6月 21日(土)~7月2日(水)
・サイズ: 幅 約 75 m×高さ 約2.5m+{(幅 約20.0m×高さ約1.5m)÷2}(計 約 247.5㎡)
・詳細はこちら
【ひしのみこども園】

作品名:「ひしひしひし」 作家名︰アートイズ
概要:中多久駅前に位置する、佐賀女子短期大学付属ひしのみこども園を囲む約100mの目隠しフェンスをキャンバスとして制作された作品です。初めに、佐賀女子短期大学の学生の協力を得ながら目隠し全体を塗装し、真っ白なキャンバスを作りました。その後、2024年度に卒園する園児23名の姿を型取りし、壁面にシルエットとして描きました。「ひしのみ」の名にちなみ、園児それぞれが好きな色で「ひし形」をペイントし、未来を担うこどもたちをダイヤモンドの原石に見立てて表現しました。正門部分には、運営する旭学園の「旭」をモチーフに、太陽をイメージしたデザインも描かれています。
・所在地︰佐賀県多久市南多久町大字長尾字大原4064-10 ひしのみこども園
・制作期間:2024年 10月 29日(火)~ 令和 7年 3月 30日(日)期間中16日間
・サイズ: 約 幅 100 × 高さ 1.3m( 約 130 平方メートル)
・詳細はこちら
また、本プロジェクトをご担当されている大島様より下記コメントをいただきました。
大島様のコメント:「多久市ウォールアートプロジェクト」は、多久市まちづくり協議会まちなみ部会が中心となり、2015年12月にスタートした官民連携のまちづくり事業です。市内外からアーティスト(画家)を招聘し、「誰でも・いつでも・自由に、かつ無料で観覧できるパブリックアート」を継続的に創出しています。コロナ禍を経て、2023年より体制を新たに再始動しました。
2026年1月時点、JR唐津線の多久駅・中多久駅周辺に75作品を展開し、延べ51組56名のアーティストが参加しています。現在は新規制作に加え、経年劣化した作品についてアーティスト自身によるリペイント(修繕)を行うなど、全国的にも珍しい取り組みを進めています。
また、2024年11月には日本ペイント株式会社様と、全国で初めて自治体・まちづくり会社との連携として、「アートを活用したまちづくりにおける地方創生連携協定」を締結しました。今後は、2027年3月までに100か所の制作を目標に、日本最大級のウォールアートのまちを目指しています。
完成した作品を、わが子(孫)の誕生のように喜ぶ声も聞かれます。作品に合わせて看板を改修した飲食店や、夜でもアートが見えるよう照明を新設する動きも生まれ、夜のまちにも明るさが増え始めています。子どもたちも通学路の変化に興味を示し、アーティストの制作をじっと見つめながら「描いてみたい」と話すなど、アートへの意欲が高まっています。近年は、年に複数回、子どもたち向けのアートワークショップを開催するなど、アート教育にも力を入れています。
関係人口の拡大と新たな観光資源の創出に向けて、まちなかアートがまちと人をつなぐ――。アートを起点としたまちづくりを、これからも展開していきます。
当社は今後もアート支援を通して、社会に幸せをお届けする「HAPPY PAINT PROJECT」に取り組んでまいります。
【多久市ウォールアートプロジェクトについて】

佐賀県多久市の中心市街地に大きなウォールアート(壁画・シャッターアート)を創設し、まちなかに明るさと賑わいをつくる、多久市のまちづくりアートプロジェクト。誰でも・いつ でも・自由に・無料で観覧できるパブリックアート100か所制作を目指して活動しています。(2026年1月時点で75作品)
プロジェクトURL:https://wallart-project.com/
【使用塗料】
下塗り:水性カチオンシーラー(透明、製品ページはこちら)
上塗り:水性ファインSi(製品ページはこちら)
クリヤー:ジキトーン水性シリコンクリヤー(製品ページはこちら)
【作家について】
■The Blue Love by sense + kaz
社会課題をクリエイティブに考え模索つづけるクリエーターSENSEと都市や風景に同化した作品を生み出し続けるアーティストKAZによるアートユニット。
・SENSE:2002年からアーティスト、ライブペインターとしての活動を軸に、内外壁画、グラフィックデザイン、クリエイティブ・プロデュース、映像制作などを手掛け、その作品を通して世界にPeace&Happinessを送り出し続ける。
・KAZ:イラスト、デザイン、壁画、ライブペイント、似顔絵などで活動。幼い頃から書き続けている絵と与えてもらった経験と技術で人や物、音や場所など全てを対象にコミュニケーションを続け対象と自分が生きる事、調和する事を目的とした絵や表現で全てにとっていいものを目指し活動中。
■和多志(SUBLOW×HOLHY)
「和多志」には、個人の志を大切にしながら、他者との調和やつながりを大切にすることという想いが込められている。
・SUBLOW:青森で壁画プロジェクトも主宰するクリエーター。仙台市出身、青森県八戸在住の絵描き。実体の輪郭としての曲線が遍在する様々なカラーと重なり合う事で生まれでる”新しい存在”をテーマに製作を行う。これまでに山内丸山縄文遺跡、仙台伊達祭り,APPI JAZZY SPORT等でLIVE PAINTを経験。グラデーションを多用したポジティブスタイルから幾何学的、空想的なコラージュアートを得意とする。
・HOLHY:「循環」「神秘」をコンセプトに曲線美、色彩と融合したオリジナルスタイルで魅了。1983年石川県小松市生まれ。「循環」「神秘」をコンセプトに、黄金長法律の螺旋に沿って西洋のテキ スタイルや日本の伝統的な模様、グラフィティやカリグラフィを融合し、 作品を制作。日常生活では、旅、スケートボード、音楽、人間、自然より インスピレーションを絵に落とし込む。
■アートイズ
佐賀女子短期大学 准教授の佐貫巧氏とデザイナー・円氏夫婦アートユニット。青森県でアート教室を展開する傍ら、アートを題材としたまちづくり事業のイベント企画などもプロデュース。2023年4月から拠点を佐賀県に移し、現在はEDAUME東の蔵(旧枝梅酒造)や武雄市のアートイズラボを中心とした現代芸術教室「アートイズ」を主宰。現代アートの視点で「ものごと」を捉え、「想像力・創造力」を養い、何かを表現し作り出す、「取り組み」や「過程」を大事にしている。
【HAPPY PAINT PROJECTについて】
日本ペイント株式会社が「塗料を通じて社会に幸せをお届けする」というコンセプトで2017年から実施し始めたCSR活動です。この活動の一環として、全国各地で地域貢献のために、さまざまなペイントイベントも実施しています。イベントを通じて、地域活性化へのご支援、学校教育へのサポート、子供たちの思い出作り等、ペイントアートによる社会課題の解決、地域貢献とともにペイントの楽しさを世の中に伝え、新たな塗料・塗装文化の創造にも役立っております。同プロジェクトは、現在(2025年12月末時点)まで全国各地で累計197回のイベントを実施し、累計の参加人数が約13,100名に達しています。また、2019年より「ペイントでハッピーをお届けしたい」という思いから、「HAPPY PAINT PROJECT」というプロジェクト名を付けております。
CSR活動URL:https://www.nipponpaint.co.jp/csr/
HAPPY PAINT PROJECT Instagramアカウントもぜひご覧ください。
@happypaintproject_nipponpaint

【お問い合わせ先】
日本ペイント株式会社 「製品に関するお問い合わせ」窓口
https://www.nipponpaint.co.jp/contact/products/
