東京都の九段にある「寺島文庫ビル」
寺島実郎氏（現・多摩大学 学長）が研究と文筆活動の中で蓄積してきた書物を仲間や後進の方々に伝えるとともに、研究・研鑽・相互啓発の場を提供するために開設されたこの建物の内装改修に、日本ペイントは社会貢献の一環として抗菌・抗ウイルス塗料「PROTECTON® インテリアウォール VK-500（旧品名：パーフェクトインテリア  エアークリーン）」を提供し協力しました。

　この製品を塗装いただいたのは、カラーテクノ株式会社 社長の鈴木由美子さん（７枚目写真、左から２番目）。仕事のポリシーは「人様のお役に立つ」ことであるという鈴木さんは、「女性としての感性を発揮し、昨年「美容建築家」として商標登録を取得。さらに皆さんに安心して生活していただく事に役立つ商材を探していたときに、"PROTECTON® インテリアウォール VK-500"に出会った」とお話しくださいました。

　「これまでは、遮熱塗料による室内温度変化や建物の耐久性向上への寄与などをテーマに施工してきたが、新型コロナウイルスによるパンデミック発生が日本経済、さらには人々の日常生活に大きなストレスを与えることになった。そのような中で抗菌性・抗ウイルス性を持つ塗装を提供することで、少しでも皆さんの安心の場づくりの力になればと思い、今回この公共的な空間で塗装をさせていただく事になった」とのこと。

　私たち日本ペイントも約１４０年間、塗料の持つ革新技術を通じて社会課題の解決に協力してきました。そしてこれからも、鈴木さんをはじめ塗装・塗料に携わる皆さんとともに社会へ貢献し続けたいと思います。