戸建て塗替えの基本
戸建てを塗り替える必要性
お隣さんが外装塗り替えをしているけれど、実はウチも壁の汚れが気になっているの。塗り替えって大変そうなんだけど、ウチもしたほうがよいのかしら…？
大きなお金かかるし、悩むところやな。そしたらまずは、塗り替えが必要な理由を一緒に見てみよか！
家を守っている塗膜は日に日に劣化しています
家は塗料が作る膜「塗膜」によって紫外線や酸性雨などから守られています。しかし、塗膜は次第に劣化していきます。
劣化の原因は主に「紫外線」「熱」「水」の3つです。家の部位の中でも、屋根や外壁はこれらの影響を強く受けるため、さまざまな塗膜の劣化現象が現れます。
塗膜が保護機能を失うと、家の部材の劣化へ
塗膜の劣化が進むと家を保護する機能が失われます。例えば、外壁に見られる髪の毛ほどの細いひび割れ（ヘアークラック）は、保護機能が失われ始めた証拠です。細かなひび割れは早急に対処する必要はないものの、放置するとひび割れ（クラック）になります。そこに雨水が入り込むと、壁の劣化につながります。
定期的に塗り替えないとライフサイクルコストがかさむかも
住宅のライフサイクルコストとは、その家に住んでいる間にかかる費用のことです。家が劣化してから塗り替えると、塗装費用だけでなく余分な補修費用もかかってしまいます。その結果、定期的に塗り替えるよりも、ライフサイクルコストがかさんでしまうのです。
ライフサイクルコストを抑えて長く暮らすためには、塗膜の保護機能が失われないよう、定期的に塗り替える必要があります。