HAPPY PAINT PROJECT~天王洲アイルに巨大アートが出現!
現代アーティスト 淺井裕介氏の作品に協力~

  • HAPPY PAINT PROJECT

2025/11/19

日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:榎本朋夫、以下、当社)は、塗料を通じて社会に幸せをお届けする活動「HAPPY PAINT PROJECT」の一環として、この度、一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会(東京都品川区、代表理事 三宅康之)が開催する「TENNOZ ART FESTIVAL 2025」(天王洲アートフェティバル2025)において、現代アーティスト 淺井裕介氏(以下、同氏)が寺田倉庫G号に描いた大型壁画「何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ」(以下、本作品)に協力いたしました。

 

 

「TENNOZ ART FESTIVAL」は、“アートの島=天王洲アイル”を舞台に、2019年から継続して運河沿い建築物や駅通路への大型壁面アートの制作や、公開空地への立体アートの設置を行っています。本年は、生命の根源を描く現代アーティストである同氏を迎え、高さ約24m、横幅約45mの大型壁画が制作されました。

 

 
同氏は2019年に開催された「TENNOZ ART FESTIVAL 2019」で、天王洲の三信倉庫に大型壁画「どこまでも繋がっていく」を制作しています。運河沿いに青い竜が躍動する壁画は、天王洲を訪れる多くの人々に愛されてきましたが、三信倉庫の解体に伴い、惜しまれつつもその役目を終えることになりました。壁画を制作した場所の解体は避けられない中、同氏は「三信倉庫の壁から寺田倉庫の壁へ竜が移動する」というストーリーを構想し、竜をモチーフにした新たな壁画に第二の生命を吹き込みました。同氏の制作スタイルはその土地の記憶とエネルギーを宿した世界を、即興的に生命力あふれる形で描き出すことにあります。

 

 
 
同氏からは、「2019年に天王洲の三信倉庫に制作した壁画『どこまでも繋がっていく』はあらゆる命に繋がる水をテーマにした青の竜を描きましたが、今回はその水が宿る土をテーマとし、命を包み込むもの/土壌の化身としての土色の竜を描きました。そして、そこに語られることのない歴史や記録されない無数の声を逆説的に感じさせるような『何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ』というタイトルをつけました。絵の前に立つことで小さな無数の命の積み重ねで今があること、忘れられたとしてもその全てが確かに存在していた、その事実の不思議さを思い起こさせるような、そんな絵になると良いなと思います」とコメントがありました。

 

今回、芸術文化を保管・発信する寺田倉庫の壁面に描かれた竜が天王洲の新たなランドマークとなることを願っています。当社は今後もミューラルアートへの支援を通して、社会に幸せをお届けする「HAPPY PAINT PROJECT」に取り組んでまいります。

 

 

【作品概要】
作品名:「何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ」
アーティスト:淺井裕介
制作年:2025年8月
設置場所:寺田倉庫G号 壁面(東京都品川区東品川2-6-4)
特別協力:ANOMALY
使用塗料:
オーデフレッシュSi100Ⅲ(製品ページはこちら
水性カチオンシーラー(透明、製品ページはこちら
ピュアライド水性UVプロテクトクリヤー(製品ページはこちら

 

 

【同氏について】
1981年東京都生まれ、東京在住
滞在制作する地で採取した土や水を用いて描く「泥絵」や、アスファルト道路で使用される白線素材のシートを焼き付けて描く「植物になった白線」など、条件の異なったいかなる場所においても作品を展開する。
主な個展に、「淺井裕介展 星屑の子どもたち」(金津創作の森美術館、2024年)、「横浜美術館 新収蔵作品特別展示 淺井裕介《八百万の森へ》」(横浜美術館、2024年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)など。
また、「積層する時間:この世界を描くこと」(金沢21世紀美術館、2025年)、「開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025」(東京都現代美術館、2025年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「飛生芸術祭」(北海道、2015-2019年)、「瀬戸内国際芸術祭」(2013-2019年)、「越後妻有アートトリエンナーレ2015」、「ウォールアートフェスティバル」(インド、猪苗代、2010-2019年)など、国内外のアートプロジェクトや展覧会にも多数参加している。

 

 

【TENNOZ ART FESTIVALについて】
「TENNOZ ART FESTIVAL」は、“アートの島=天王洲アイル”を舞台に、2019年から継続して運河沿い建築物や駅通路への大型壁面アートの制作や、公開空地への立体アートの設置を行うプロジェクトです。近年、倉庫を利活用したミュージアムやアートギャラリーが集積するアートシティとしても注目が集まる天王洲ですが、水辺や街路空間などのロケーションを活かした「TENNOZ ART FESTIVAL」との相乗効果により、アートによる天王洲アイルの魅力向上を目指しています。
・TENNOZ ART FESTIVAL公式サイト:https://tennoz-art-festival.com
・TENNOZ ART FESTIVAL公式Instagram:https://www.instagram.com/tennozartfes

 

 

【HAPPY PAINT PROJECTについて】
日本ペイント株式会社が「塗料を通じて社会に幸せをお届けする」というコンセプトで2017年から実施し始めたCSR活動です。この活動の一環として、全国各地で地域貢献のために、さまざまなペイントイベントも実施しています。イベントを通じて、地域活性化へのご支援、学校教育へのサポート、子供たちの思い出作り等、ペイントアートによる社会課題の解決、地域貢献とともにペイントの楽しさを世の中に伝え、新たな塗料・塗装文化の創造にも役立っております。同プロジェクトは、現在(2025年9月末時点)まで全国各地で累計189回のイベントを実施し、累計の参加人数が約12,200名に達しています。また、2019年より「ペイントでハッピーをお届けしたい」という思いから、「HAPPY PAINT PROJECT」というプロジェクト名を付けております。

 

CSR活動URL:https://www.nipponpaint.co.jp/csr/

 

HAPPY PAINT PROJECT Instagramアカウントもぜひご覧ください。
@happypaintproject_nipponpaint


 

 

 
【お問い合わせ先】
日本ペイント株式会社 広報室 柳谷・吉本
TEL:03-5479-3616  E-mail:nptumarkpr@nipponpaint.jp