車内装向けに抗ウイルス塗料を新発売(2月25日)

  • 製品

2022/02/24

車内装向け抗ウイルス塗料「PROTECTON®カーインテリアVKコート」新発売

 

日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社(以下、NPAC)は、次世代自動車産業におけるお客様のニーズに対応するため、車内装向けの抗ウイルス塗料「PROTECTON®カーインテリアVKコート」を2月25日より発売いたします。

 

自動車業界における抗ウイルス・抗菌のニーズは、レンタカーやタクシー、カーシェアリングの進展により高まってきましたが、今後、CASEやMaaSの変革によって抗ウイルス・抗菌機能は標準化していくと予想しております。

「PROTECTON®カーインテリアVKコート」は、既存の抗ウイルス製品で課題だった、自動車内装用の外観が保てない、摩耗によって効果が下がる、抗ウイルス性が弱いという点を、自動車用塗料で培ってきた技術を応用し、抗ウイルス性、高外観、耐久性の各項目を高い次元で実現できる新製品です。インストルメントパネルやハンドルなど自動車内装向けの抗ウイルス・抗菌のコーティング剤として活用いただけます。

 

※日本ペイント㈱および関連販売店にて発売予定。

 

 

■主な特徴

1.優れた抗ウイルス・抗菌性

可視光応答形ハイブリッド光触媒を抗ウイルス剤として使用することにより優れた抗ウイルス性を発現します。

 

2.自動車内装材用途に耐えうる高外観

分散能を持つバインダーを使用することにより光触媒を均一に分散させることができ、優れた塗装外観を得られます。

 

3.高い耐久性、持続性

有機系バインダーと無機系バインダーを併用することで様々な基材に対して光触媒を固定化することができ、耐久性、持続性に優れています

 

製品ページ:https://www.nipponpaint.co.jp/products/automotive/117

上記の特徴を強みに、自動車のアフターマーケット市場や自動車メーカーへの推進を積極的に進めてまいります。

また、優れた性能を生かし自動車用以外への展望も視野に入れながら、日本ペイントグループの総力を発揮し、コーティング技術で人々の生活に安心を提供してまいります。

 

※JIS R 1756及びJIS Z 2801での試験結果
 ・抗ウイルス性:バクテリオファージタイプのウイルス1種 試験方法:ウイルスの培養液を塗膜に乗せ4時間光を当てる。
 ・抗菌性:腸内細菌の1種 試験方法:菌の培養液を塗膜に乗せ8時間光を当てる。
※全てのウイルスや菌、あるいは特定のウイルスや菌に対する効果を保証するものではありません。
※室内の空気中のウイルスを抑制するものではありません。
※抗ウイルス・抗菌性能は、塗膜が傷ついたり、はがれたり、表面に過度な汚れが付着しない限り効果は継続いたします。なお、「塗膜が傷ついたり」には通常の経年劣化による塗膜のはがれ等も含まれます。
※上記の製品は、医療品や医療機器などの医療を目的としたものではありません。また、上記の製品は表面に付着したウイルスを抑制するものであり、感染予防の効果を保証するものではありません。
※被塗物の形状、素地の状態、気象条件、施工条件により性能に差異が生じることがあります。

 

【日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社について】

   本社:大阪府枚方市
   代表取締役社長:武田川 信次
   公式サイト:https://www.nipponpaint-automotive.com/