Osaka Metro 梅田駅で高校生とのコラボ商品広告を展開

日本ペイント（株）と大阪府立今宮工科高等学校グラフィックデザイン系とのコラボで制作した当社抗ウイルス・抗菌塗料「PROTECTON インテリアウォール VK-500」（放映当時は旧品名である「ニッペパーフェクト® インテリア エアークリーン」として放映）の商品広告が、Osaka Metro 梅田駅北改札、中改札のコンコースビジョンにおいて、2月15日（月）から1週間放映されました。

これは、一層魅力ある産業教育の実現を目指して、昨年3月31日に同校グラフィックデザイン系と産学連携協定を締結し、塗料を通じた課題解決型実践授業のなかで行われた「企業PRポスター事業」企画です。

日本ペイント（株）の特別授業を通じて、デザイン案やキャッチコピーの作成、専用ソフトを利用した編集作業などを同校の生徒が実施し、内容をブラッシュアップする形で進めてきました。本授業は、同校の必須科目であるものの、企画立案から約7か月の間、生徒たちは、通常授業や試験などと両立をさせながら、今回の広告を制作しました。

本企画で制作した広告は、大阪市内において、4月以降にポスター広告としても掲出の予定です。

生徒のコメント

「キャッチコピーやデザインコンセプトを100案以上考えました。その過程は本当に大変でしたが、締め切りの時間が迫るなかでもよりよいものにしようと頑張りました。この経験は、卒業後就職した際にもきっと役に立つと思います。企画を進めるなかで、先生や同級生、下級生など、企画チーム以外の多くの人に協力をしてもらい、本当に感謝しています。」

「コンコースビジョンで流れる広告を見た時に、鳥肌が立ちました。ここまでのアウトプットは学生だけではできなかったので、感動しました。自分たちで制作した広告がこんなに多くの人に見てもらえてすごく嬉しいです。」

大阪府立今宮工科高等学校との産学連携について

　産学連携で行われる実践授業は、同校の「課題研究」という工業科の必修科目の中で実施されます。2年目となる今年度は、同校グラフィックデザイン系3年生14名が、当社マーケティング部の外部企画チームという位置づけで、「学校リニューアル事業」、「地域連携事業」、「企業PRポスター事業」の3つのテーマのもと、5グループに分かれて取り組み、PR活動の企画・運営を行いました。課題設定、リサーチ、ブレインストーミングなどのデザイン思考を経て、自らが設定した課題を1年間かけて解決し、作品制作・成果報告を行う授業における取り組みです。当社は、その過程において、マーケティング講義や外部デザイナー派遣によるデザイン指導、塗料の塗装実習などで協力しました。