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環境配慮志向に対応した弱溶剤形の超厚膜形エポキシ樹脂塗料など
2月12日から汎用塗料分野で3つの新製品・新仕様品を発売

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2015/02/12

日本ペイントホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、社長:酒井健二)のグループ会社で、主として汎用(建築用・重防食用)塗料の販売を手がける日本ペイント販売株式会社(本社:東京都品川区、社長:利光哲也)は、下記の新製品・新仕様品の販売を2月12日(木)から開始します。
橋梁塗替工事など重防食分野において弱溶剤タイプの超厚膜形エポキシ樹脂塗料を発売し、従来形の超厚膜形エポキシ樹脂塗料に色相の品揃えを追加します。また、新築外装市場向けの複層弾性仕様にはつや調整品を追加し、昨今の人手不足問題に対する塗装作業環境配慮・工程短縮への貢献と、多様な仕上げニーズに応えていきます。

(1)弱溶剤化による作業環境配慮と、超厚膜塗装による工程短縮に貢献。
弱溶剤タイプの重防食用塗料「ハイポン90ファイン」

橋梁塗替工事などでは、鋼材の添接部・ボルト部分など塗料の膜厚が確保しにくい部位の防食性を向上させるために、1回塗りで300μm程度の膜厚を確保できる超厚膜形のエポキシ樹脂塗料を塗装するケースが多く、それらには強溶剤タイプの製品が採用されてきました。
昨今の環境への配慮、作業者の負担軽減など環境対応志向が高まる中、超厚膜形エポキシ樹脂塗料についても弱溶剤タイプが求められるケースが増えています。これらのニーズに対応した弱溶剤超厚膜形エポキシ樹脂塗料「ハイポン90ファイン」は、弱溶剤化による作業者の負担軽減や、超厚膜塗装による工程短縮に貢献します。

電子カタログURL
http://www.nipponpaint.co.jp/biz1/large/ctlg/prd_t37.pdf

(2)新色相を品揃えし新設橋梁市場の多様な仕上げニーズに対応。
重防食用塗料「ハイポン90モイスタックA ブラック/ブラウン」

超厚膜形エポキシ樹脂塗料「ハイポン90モイスタックA」は、過酷な腐食環境にある鋼構造物において特に腐食しやすい添接部などの防食用下塗りとして、上塗り塗料の仕上げ色に多く採用される明色を塗装した際に、隠ぺいしやすいグレー・ダークグレーの色相を用意してきました。しかし昨今、箱桁内面や耐候性鋼橋梁の桁端においては、仕上げ色としてブラックやブラウンのニーズがあることから、ハイポン90モイスタックAにもブラック/ブラウンを品揃えに追加。新設橋梁市場の多様な仕上げニーズにも対応します。

電子カタログURL
http://www.nipponpaint.co.jp/biz1/large/ctlg/prd_t17.pdf

(3)建築外装の複層弾性仕様でのマット仕上げニーズに対応。
外装用塗料「ニッペDANタイル水性上塗」つや調整品(5分つや有り・3分つや有り)を運用開始。

新築外装市場においてはJIS A 6909防水形複層塗材Eに相当する複層弾性仕様が適用されるケースがあります。この仕様は、弾性機能に優れた中塗り材と耐候性に優れた上塗り材の組合せにより、壁面のクラックに対する追随性などで長期にわたり優れた性能を発揮します。上塗材に水性の「DANタイル水性上塗」を使用することで、下塗り材〜上塗り材まで安全性の高い水性仕様を実現しますが、昨今、つやを落としたマットな仕上げのニーズがあることから、DANタイル水性上塗につや調整品※(5分つや有り・3分つや有り)の運用を開始します。

「5分つや有り」(「つや有り」と比較してつや(光沢)の度合いを5割程度減)
「3分つや有り」(「つや有り」と比較してつや(光沢)の度合いを7割程度減)

電子カタログURL
http://www.nipponpaint.co.jp/biz1/building/products/ctlg/prd_62.pdf

【新製品・新仕様品に関するお問い合わせ先】

ナビダイヤル
TEL:0570−200−684