若戸大橋(国指定重要文化財)/ 実績紹介

国指定重要文化財である若戸大橋にダンジオーラが採用されています。

日本の長大橋建設技術の礎で国指定重要文化財である若戸大橋(北九州市)に、当社の「ダンジオーラE下塗」が採用されました。

 

深紅色が印象的なこの橋は、海に近いため塩害の影響を受けやすく、長年にわたり錆の発生が大きな課題となっていました。橋梁の構造上、ブラストによる素地調整が難しいため、従来の防食塗装では十分な対応が難しい状況でした。

 

今回採用された「ダンジオーラE下塗」は、さびの転換機能を持ちます。そのため、ブラスト作業が困難な現場でさびが残っていても、耐久性に影響を与えず塗装が可能です。さらに、残存塩分に対して高い適応性を持ち、通常の3倍にあたる150mg/㎡までの塩分残存下でも優れた防食性能を発揮します。そのため、繰り返しの水洗い作業を省略でき、作業効率の向上と品質の安定を実現します。

 

今後も当社は、過酷な環境下でもインフラの長寿命化に貢献する製品と技術を提供し続けてまいります。

 

物件名:若戸大橋(吊橋部)橋梁補修工事(6-1)

                    若戸大橋(吊橋部)橋梁補修工事(6-2)

施主 北九州市
施工時期 2025年1月
塗料名 ダンジオーラE下塗+デュフロン100ファイン中塗+デュフロン100ニューファイン
Rc-Ⅲ(2,985㎡)Rc-Ⅳ(260㎡)

使用製品

重防食 ふっ素樹脂塗料(中・上塗り) デュフロン100ニューファイン

重防食 ふっ素樹脂塗料(中・上塗り) デュフロン100ファイン中塗

重防食 変性エポキシ樹脂塗料(下塗り) ダンジオーラE下塗

【塩害環境対応型】 -5℃を下限とした施工が可能 「高遮断性」と「さび転換機能によるさび面への塗装適性」を兼ね備え高い防食性を実現