塩害(海浜)地区では
度重なる塩害対策に
コストがかさむ
立地環境が海に近く、
さびてしまう
プラント/工場施設では
構造的に
さび落としが難しい
塗り回数を増やしたり、膜厚を厚くしたり、各種対策を講じても、
コストと効果のバランスはとれているのでしょうか…?
防食性に影響を及ぼす因子
(社内データによる)
ダンジオーラシステムは
そんなお悩みを改善します
「塩害仕様の決定版」で
塗り替え周期延長と
工期短縮に
貢献します。
※高遮断技術とさび転換技術、残存塩分適性技術は株式会社京都マテリアルズとの協働開発技術で、特許取得しております。
高遮断性により
腐食因子の侵入を抑制!
塩害環境でも優れた防食性を
発揮し、
塗り替え周期の延長を
実現!!
防食性比較
当社弱溶剤変性
エポキシ樹脂下塗り塗料
(60μm×2回)
一般塩害対策高遮断下塗り
(120μm)
ダンジオーラE下塗(60μm)
試験条件:サイクル腐食試験300サイクル
素材:サンドブラスト板
さび転換機能により、
素地調整にかかる時間を
大幅にカット!
防食性比較(ふくれ部)
当社さび面補助剤(さび面補修 40μm相当)+
弱溶剤変性エポキシ樹脂下塗り塗料(60μm×2回)
一般さび転換塗料(さび面補修 40μm相当)+
一般塩害対策高遮断下塗り(120μm)
ダンジオーラE下塗(さび面補修 60μm)+
ダンジオーラE下塗(60μm)
試験条件:サイクル腐食試験800サイクル
素材:さび板3種ケレン相当
素地調整の目安
素地調整が不十分な例
素地調整が十分な例
※さび厚100μm以下
残存塩分も通常の3倍まで許容!
繰り返しの水洗も必要なし!
塩分含有時の防食性比較
当社弱溶剤変性エポキシ樹脂下塗り塗料
(60μm×2回)
試験条件:サイクル腐食試験320サイクル
素材:さび板3種ケレン相当
※お客様の規格で塩分を50mg/㎡以下にする必要がある場合は水洗等で50mg/㎡以下になるように除去ください。
工程削減により工期を短縮!
塗料使用量削減で環境負荷低減にも貢献!
従来品との膜厚・工程数比較
※自社歩掛で工期を算出
※素地調整、補修塗装工程は除く
-5℃を下限とした施工が可能に!
さらに通年で同一材料のご使用が可能!
従来品との乾燥性比較
(当社従来品) 弱溶剤形変性エポキシ樹脂 下塗り塗料 |
ダンジオーラE下塗 | ||
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-5℃ | 指触 | 塗装不可 | 4時間 |
半硬化 | 16時間 | ||
塗り重ね乾燥時間(最短) | 36時間 | ||
5℃ | 指触 | 3時間 | 3時間 |
半硬化 | 6時間 | 20時間 | |
塗り重ね乾燥時間(最短) | 3時間 | 16時間 |
※お客様の規格で塗装禁止条件がある場合はそちらを必ず準拠ください。
従来品よりも架橋密度を高めることで、腐食因子が透過しにくい塗膜構造を実現しました。
さらに、塗膜に侵入してきた水蒸気に特殊顔料が溶け出し、樹脂と反応することで塗膜構造が緻密になり、腐食因子の透過をさらに抑制します。
このメカニズムにより、塗膜抵抗値が時間とともに向上。従来よりも長く防食性を保つことに成功しました。
架橋密度のイメージ比較
従来塗膜
ダンジオーラE下塗塗膜
塗膜抵抗測定結果
素地調整が難しくさびが残っても、特殊顔料の働きでさびを溶かし、早期に安定なさびに転換します。
このとき、残っていた塩分も安定構造の中に閉じ込めます。
残存塩分の許容量が大幅に拡大し、優れた防食性を発揮します。
水蒸気の侵入により特殊成分が溶解し、一時的に塗膜中のpHを下げ、さびを溶かす。
溶かしたさびの中に特殊成分が取り込まれ、さびを安定構造に変換することで腐食の進行が抑制される。
若戸大橋(国指定重要文化財)
日本の長大橋建設技術の礎で国指定重要文化財である若戸大橋(北九州市)に、ダンジオーラが採用されました。
ダンジオーラはさびが残っていても塗装可能で、塩分残存下でも優れた防食性を発揮するため、水洗い作業を省略でき、作業効率の向上と品質の安定を実現しました。
採用塗料 | ダンジオーラE下塗 |
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