日本ペイント:02.10.01:世界初、一液常温反応硬化形ウレタン塗料が建設塗料市場の品種構成を変えた

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10.01(火)
世界初、一液常温反応硬化形ウレタン塗料が建設塗料市場の品種構成を変えた〜「1液ファインウレタンU100」発売で更なる加速〜
日本ペイント株式会社(本社:大阪市、社長:藤嶋輝義)は、溶解力の弱い(※1)塗料用シンナーで溶かせる2液形ウレタン樹脂塗料「ファインウレタンU100」を平成6年に発売して以来、建設用ウレタン樹脂塗料「ファインウレタンU100シリーズ」を広く展開。多くのお客さまに好評をいただいています。
今後、建設用ウレタン樹脂塗料市場はOP(油性調合ペイント)やSOP(合成樹脂調合ペイント)からの切り替えが加速し、年間200億円の市場規模に成長すると予測しています。今年4月には、使用時に混入する硬化剤を不要とし、さらに使いやすくした「1液ファインウレタンU100」をラインナップに加え、3年間で年間60億円(業界売上高の30%)の売上を目標にしています。さらにアジア展開を図り、5年後には100億円/年のアジアNo.1の商品を目指します。

「ファインウレタンU100シリーズ」は、

  1. 溶解力の弱い溶剤(塗料用シンナー)で希釈できるため、取り扱いが容易。人体への刺激が少なく安全・衛生上の心配が少ない。
  2. 耐候性、耐アルカリ性、耐薬品性に優れている。
  3. 弱溶剤形塗料なので旧塗膜を侵さない。
  4. ローラーでも、はけでも抜群の塗りやすさ。
  5. 肉持ち感がよく、仕上がり性に優れている。
  6. 外壁、木部、鉄部など幅広い適用性を持つ。
といった商品特性から、発売以来、塗装現場で高い評価をいただいてきました。
そこで、日本ペイントでは、2液形の性能を引き継ぎながら、さらに使いやすさを追求した1液反応硬化形ウレタン樹脂塗料「1液ファインウレタンU100」を今年4月に発売。現在、順調に売上げを伸ばしています。1液化を実現した1液常温反応硬化(※2)NAD技術(特許出願中)は、2液形塗料の硬化剤の役割をNAD樹脂の中にうまく組み込んだもので、世界初の技術です。
溶剤が揮発してはじめて反応硬化をするもので、塗料の状態で長期間の保存も可能です。

1液ファインウレタンU100は2液形の性能に加えて、

  1. 硬化剤を混ぜる手間が不要
  2. ポットライフ(可使時間)がなく、塗料を無駄にしない
  3. 廃缶や在庫が減らせる
といった新たなメリットがあげられます。

1液ファインウレタンU100は、その優れた耐候性により、ライフサイクルコストの低減を図ることができ、また、塗料を無駄にしないことや鉛などの重金属や硬化剤が不要なため有害なイソシアネートを含まないことなど、環境にも配慮されています。

弱溶剤ウレタン樹脂塗料である「ファインウレタンU100シリーズ」の登場は、高耐候性や使いやすさ、汎用性の広さから、従来はOPやSOPが主流であった樋や幅木などの付帯部位の塗装に広く使用されるきっかけとなり、今や、建築塗料の市場における売上高でも、OPやSOPに取って代わっています。(グラフ参照)

今後も、現場におけるニーズの高まりとともに、建設用ウレタン樹脂塗料の市場は
200億円を超えることが予測されており、当社の「ファインウレタンU100シリーズ」への期待も高まっています。

※1.塗料用シンナー:ラッカー系のシンナーに比べ、溶解力が弱いシンナー。刺激が少なく、環境にも優しい。
※2.NAD塗料:弱溶剤の中にポリマー粒子を分散、縣濁させた樹脂を主成分とする塗料
ウレタン樹脂系塗料・合成樹脂調合ペイント業界出荷推移
ウレタン樹脂系塗料・合成樹脂調合ペイント業界出荷推移右記の通り、平成6年〜平成13年の業界出荷推移の比較データからも合成樹脂調合ペイントからウレタン樹脂塗料へ移行していることが伺えます。
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